揺れる他なき人生

26歳パンセクシュアルの戯言

2018-03-21から1日間の記事一覧

言い訳なんて所詮

立ち止まった、といえばいいのに。 逃げ出したと言ってしまう夜はどうして妙に生温い。もし君がその地下室から寒空の中に飛び出して。燃えたぎるものに目覚めたとしたら。僕は君の頬を両手で包み込むだろう。それは、君を愛しているから、では無いかもしれな…

金曜日23時神楽坂

「寂しいんだよね」 前触れ無く突然手元をみて呟く彼の顔が色っぽくて。それは私だけの。私だからこそだと。暴力的にも思ってしまうのだ。 「絶望したとかそんな大それたことじゃない。なんかさ。怖いなって。思ったりする] 彼のその煮え切らない語尾も。悪…