揺れる他なき人生

26歳パンセクシュアルの戯言

精神的性愛だとか肉体的性愛だとかについて

誰かを求めるなんてタイソウですね。 君が健やかなるときも病めるときも。 君が嬉しそうに泣いてるときも。 君が悲しそうに笑っているときも。 君をこの手で抱きしめて。 君の肌の匂いが変わりゆくことを感じたとして。 君の世界は君のもの。 僕は美しい君に…

言い訳なんて所詮

立ち止まった、といえばいいのに。 逃げ出したと言ってしまう夜はどうして妙に生温い。もし君がその地下室から寒空の中に飛び出して。燃えたぎるものに目覚めたとしたら。僕は君の頬を両手で包み込むだろう。それは、君を愛しているから、では無いかもしれな…

金曜日23時神楽坂

「寂しいんだよね」 前触れ無く突然手元をみて呟く彼の顔が色っぽくて。それは私だけの。私だからこそだと。暴力的にも思ってしまうのだ。 「絶望したとかそんな大それたことじゃない。なんかさ。怖いなって。思ったりする] 彼のその煮え切らない語尾も。悪…

なけなしの君はもう、いない

朝もや 大きすぎるシャツ 灰色の街並みを見下ろす声